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ばうんすのひとりごと。

文章力を鍛えるための自己満足ブログ

たむらけんじ。

雑感

お正月

 

地元の神社で「獅子舞」の奉仕をしています。

正確に言うと、舞はしないので「獅子の中の人」をしています。

 

決して「ちゃ~」の人ではありませんし

お腹にシュールな一言も書いていません。

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初詣に来た参拝客(主にお子さん)の厄払い・無病息災を願って頭に噛みつきます。

 

この奉仕活動を始めた当時は

子ども達が泣き叫び、逃げ惑う、さながら阿鼻叫喚といった状況でしたが

7、8年も経つと、だいぶ浸透してきたようで

お獅子に会うのを楽しみにしてくれていたり

「今年は泣かなかったよ」って子どもの成長を感じたり。

 

しかしながら、お獅子について勘違いをされている方も多く

「悪い事したら、獅子舞に食べられちゃうよ!」って親も少なからずいます。

いや、それナマハゲの方ですから。

 

それから、頭に噛みつくという動作からか

「頭が良くなりますように」「ボケませんように」という方に混ざって

「ハゲませんように」つって薄くなった頭皮を晒してくるオッサンも。

これがほんとのナマハゲやー つって、やかましいわw

 

 

毎年やってますと、いろんな人がいるもんです。

特に、大晦日の夜はみなさんお酒も入っているからか困惑することが多いです。

 

今年は、いきなり獅子の口をガッと開いて中の僕をジーっと見つめ

「おまえは中学生か!高校生か!」って問うオジサン。

もう三十路を優に過ぎた僕に。

「しゃ、社会人です。」ってしどろもどろになりました。

この年で補導されるのかと思った。

警察か教育関係者だったのでしょうか。

 

それから、タチの悪いのが若い集団。

前述の某芸人さんのネタを強要してきたり

自分から勢いよく噛まれにきて「痛ってー」ってどやしてきたり。

 

「この獅子、ティンバーのブーツ履いてんじゃん」って

足元を指摘してくるのも辞めてください。

寒くて足袋なんて履いてらんないの。

 

 

で、こういった被り物系って、

ゆるキャラであったりヒーローショーであったり

とかく「中の人など いない!」ってのが大前提ですけど

お獅子は、そんなにガードが固くないわけで

隙間から子ども達と目が合います。

ニッコリと微笑みかけます。

 

で、子ども達も最初は獅子の顔を見てビビるわけですが

「あ、中に人がいるんだー」ってことで安心感を持ったりするわけですね。

子ども達は自分自身を奮い立たせるために

「ねぇねぇ、ママー!中に人がいるよー!」と必要以上に連呼します。

 

そうすると、お母さんは次に並ぶ家族のことも考えてか

一応やんわりと、そういうのは大声で言っちゃダメなのよ

そーゆー「テイ」なのよ、つって社会のなんたるかを教える方が多いわけですが

 

今回いたご家族は

男の子「ねぇねぇ、ママー!中にお兄ちゃんがいるよー!」

お母さん「へぇ、おじさんじゃないんだねー」

男の子「うん、お兄ちゃんだったよー!」

お母さん「イケメン?」つって

 

ガッツリ食いついたーw

獅子もビックリするくらいの食いつきっぷり

 

男の子も「うん、イケメンだったよー」って言うもんだから

お母さんに顔を見せないように必死ですた。

そーゆー「テイ」でお願いします、つって。

 

そのあと、この家族は「寒くて大変ですね」って

温かい缶コーヒーを獅子の口の中にそっと入れてくれてホッコリしました。

ナイスな家族でした。

 

 

こうして大晦日から元旦・三が日は腕がパンパンになりながらも

奉仕をして過ごすのが定番となっています。

 

お正月休みを僕にください。

あと、育毛剤もください。

 

 

ちゃ~